パリ五輪ボクシング女子で起きた『性別問題』で波紋が広がっています。
イマネケリフ選手はXY染色体異常を持つ女性です。
2023年の世界選手権で性別適格検査で発覚し、出場資格を剥奪された過去をメディアやSNSで拡散され話題になっている。
イマネケリフ選手選手のインスタグラムには「あなたは女じゃない、完全に男だ」などの書き込みが多く寄せられているそうです。
この記事でわかること
- イマネケリフが性別問題で炎上した理由
- イマネケリフは性分化疾患XY染色体を持つ女性
イマネケリフが性別問題で炎上した理由
炎上した理由は、
- イマネケリフ選手とアンジェラ・カリニ選手の試合で、ケリフ選手の強い攻撃に耐えきれず、対戦相手のカリニ選手が棄権を選択し約46秒で試合が終了。
- イマネケリフ選手にXY染色体異常があること
- 世界選手権で性別適格検査で発覚し、出場資格を剥奪された過去があること
- 『元男性でトランスジェンダー』のデマが拡散されたこと
カリニ選手が棄権を選択し約46秒で試合が終了。
XY染色体を持つイマネケリフ選手が女性選手として出場し、対戦相手のカリニ選手は顔面への強烈なパンチを受けて呼吸困難を理由に棄権を選択。
わずか46秒で試合終了。
イマネケリフ選手は、XY染色体を持ち他の女性選手と比べてテストステロン(男性ホルモン)が多く、骨格・筋肉量が男性に近いと言われています。
そのため、他の女性選手よりも身体的に優位で不公平との声が多く炎上しました。
男性対女性の試合だ!という声もXTwitterで多くあがっていました。
イマネケリフ選手にXY染色体異常があること
女子ボクシングでXY染色体異常・トランスジェンダーだとニュースやSNSで騒がれているイマネ・ケリフ選手。
イマネ・ケリフ選手の体は生まれつき女性です。女性として生まれ女性として育てられました。
ですが、テストステロン値が異常に多く生まれた女性で、本人も検査するまでは知らなかったそうです!
イマネ・ケリフ選手は、高アンドロゲン症を患っており血液中のアンドロゲン濃度が異常に高くなり、テストステロンが増加しXY染色体が存在する生まれつきの障害です。
性別適格検査で出場資格を剥奪された過去がある
2023年に行われた女子世界選手権で性別適格検査で発覚し、出場資格を剥奪された過去があります。
この世界選手権での性別適格検査を受けるまで、多数の大きな大会に問題なく出場していました。
東京五輪のときも、問題なく出場し誰もこのように非難する人はいませんでした。
『元男性でトランスジェンダー』のデマが拡散
- 元男性が女子ボクシングに参加。元男性の余裕勝ち
- 女性の大会に元男性を参加させるのは、女性の機会を奪う
- イマネケリフ選手は、元男性・トランスジェンダーだ
このような投稿が拡散され炎上しています。
世界中で話題・議論されています。
イマネケリフは性分化疾患XY染色体を持つ女性
イマネケリフ選手は、性分化疾患(XY染色体異常)を持つ女性です。
イマネケリフ選手は女性として生まれました。
ただ、性分化疾患(XY染色体異常)を持っているのであって男性でも、トランスジェンダーでもありません。
まとめ
リ五輪ボクシング女子で起きた『性別問題』で波紋が広がっています。
イマネケリフ選手は生まれつき女性で、性分化疾患によりXY染色体を持っています。
女性として生まれ、女性として育てられました。
メディアやSNS上で『元男性・トランスジェンダー』などのデマが拡散され炎上しています。
ネット上で多くの誹謗中傷の書き込みが見られます。
アスリートも1人の人間です。誹謗中傷は反対です!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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