柔道ルール変更で有効が廃止!村尾三四郎の技は無効で誤審ではない?

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2024年7月31日、パリ五輪男子柔道の決勝が行われました。

村尾三四郎選手が決勝でベカウリ選手に敗れて金メダルを逃した試合で「誤審」があった!と話題になっています。

この試合で、村尾三四郎選手が内股を仕掛け、投げ飛ばされたベカウリ選手は尻もちをついたにも関わらず審判は反応しなかった。

その後、ベカウリ選手の技にはビデオ判定で技ありと認められ村尾三四郎選手は一本負けという結果になりました。

国際柔道連盟試合審判規定変更を見ると、審判の女性の判定は『誤審』ではない可能性があります!

この記事でわかること

  • 柔道ルール変更で有効が廃止!
  • 村尾三四郎の技は無効で誤審ではない?
  • 疑問だらけの柔道決勝!

柔道ルール変更で有効が廃止!

2016年に国際柔道連盟(IJF)は、2020年東京五輪に向けて新ルールを発表しています。

技の評価ポイント「有効」が廃止され、「一本」と「技あり」だけになりました。

2024年7月31日、パリ五輪男子柔道の決勝で、村尾三四郎選手とベカウリ選手の試合で『誤審』があったと話題になっていますが、本当に誤審があったのでしょうか?!

村尾三四郎の技は無効で誤審ではない?

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村尾三四郎の技は無効で誤審ではない理由は

  • 国際柔道連盟試合審判規定変更で、村尾三四郎選手の技が『技あり』に該当しないから
  • 国際柔道連盟試合審判規定には、両肘又は両手を同時につき着地した場合「技あり」が与えられる。と書いてあるから

投げられても尻もちに片手だけついただけならポイントにはならないと明記してあるので、審判の判定は正しいのではないでしょうか。

つまり、新ルールの第15条「技あり」の項目に、村尾三四郎選手の技ありが該当しないなら無効ということになります!

村尾三四郎の技「内股」は新ルールに該当しない?

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村尾三四郎選手の技「内股」は、新ルールに該当しません!

  • 投げ飛ばされたベカウリ選手は尻もちをついていた。
  • ベカウリ選手の畳についた手は右手のみ。

この2点を新ルールの第15条「技あり」の項目と比較すると無効だということが分かります。

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つまり、ベカウリ選手が投げ飛ばされたあと、尻もちをして片手のみが畳についたのを審判が確認し、技なしと判断したと思います。

村尾三四郎の疑問だらけの柔道決勝!

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村尾三四郎選手の試合を見て疑問に思ったこと

①相手を倒して技あり(内股)を奪ったかに見えたが、審判には認められなかった。

②なぜ村尾選手の内股が技ありで合わせ一本にならず、試合が続行されたのか。

③なぜ女性審判がこの決勝をジャッジするのか

④村尾選手の内股をビデオ判定しなかった理由は何か

①内股を奪ったかに見えたが審判には認められなかった。

ベカウリ選手が投げ飛ばされたあと、尻もちをして片手のみが畳についたのを審判が確認し、技なしと判断した可能性があります。

国際柔道連盟試合審判規定には、両肘又は両手を同時につき着地した場合「技あり」が与えられる。と書いてありました。

②なぜ村尾選手の内股が技ありにならず、試合が続行されたのか。

理由は、下記の国際柔道連盟試合審判規定に記載されていました。

村尾三四郎選手の内股が認められなかったのは、新ルールに該当しなかったため、ルールに基づいて試合を続行した可能性が高いです。

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③なぜ女性審判がこの決勝をジャッジするのか

村尾三四郎選手は、対戦相手のベカウリ選手を投げ飛ばしましたが、両手を同時に畳についていないため、「技あり」は認められず、女性審判であるイオアナバビウクさんが無効と判断。

この判断に対し、他のジャッジも異議なしだった可能性もあります。

つまり、他のジャッジは女性審判であるイオアナバビウクさんにジャッジを任せたのではないでしょうか。

④村尾選手の内股をビデオ判定しなかった理由は何か

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村尾選手の内股をビデオ判定しなかった理由については、新ルールの第15条「技あり」の項目に該当しなかったからだと思います。

ベカウリ選手が投げ飛ばされたあと、尻もちをしたが畳についた手が片手だったため、国際柔道連盟試合審判規定に記載のルールに従っただけではないでしょうか。

要は尻もちだけの場合は認めないが、両手をついたなら認める。

今回の試合では、ベカウリ選手は尻もちしたが片手だけだった。

しかし、その後、上になった村尾三四郎選手はすぐに押し込んでベカウリ選手の背中をつけたが、これを『継続的な流れで直ちに背中をついた場合』とは認められなかった。

この部分が、ご誤審疑惑を強めたのではないでしょうか。

まとめ

2024年7月31日、パリ五輪男子柔道の決勝での誤審疑惑について。

村尾三四郎選手が内股の技をかけ、相手のベカウリ選手が尻もちをついていたが、審判がこれを無視してビデオ判定せず試合を続行し、ベカウリ選手が金メダルを勝ち取った。

ですが、国際柔道連盟試合審判規定変更で、村尾三四郎選手の技が『技あり』に該当しないため、村尾三四郎選手の内股は無効ということになります。

誤審ではなく、新ルールに基づいての判定だと思います!

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